今回の「ひでぶろ」はかなりの私事なんで興味の無い方はスルーしてください。
先月末に僕の実家から連絡があり、母が「舌癌」になったと報告がありました。
話によると舌の根本に腫瘍があるらしく、転移もなく進行が遅いが舌を全摘出する方向だという・・・
たまたまぼくの実家は柏市にあり、国立がんセンター(故 勝 新太郎氏が療養していたところ)が徒歩圏内のところにあり今そこに入院しています。
癌の専門医が診てくれているのは安心だし、命に関わることもない。体はピンピンしている様子。
兄も近くに住んでいて一緒に主治医さんの話を聞いてくれている。
だが、これから喋る事はもちろん、食べること、物を味わうこともできなくなる。
人が楽しい、嬉しいと思える感覚のひとつ、「味覚」が無くなってしまう。
ウチの母ちゃんはハッキリ言って料理は下手な方で味噌汁の味は毎回違う。
だけど、母ちゃんが作る「切り干し大根煮」は僕の中で日本一。
これさえあればどんぶりめし3杯は食べていた。
「いぶしぎん」で働き始めて、和食に携わり、自分で初めて「切り干し大根煮」をお通しで作った。
僕の舌がちゃんと覚えていたんだろう。
何年も食べていなかった母ちゃんの「切り干し大根煮」と同じ味が出た。
「安い切り干し大根使ったら美味くないんだよ。」料理下手な母ちゃんのこだわり。
まだまだ親孝行の「お」の字も出来ていない・・・
明日定休日なので実家に寄り、母ちゃんとおしゃべりしてこよう。
馬鹿息子自慢の「切り干し大根煮」を作って・・・
母ちゃんの「おいしい」が聞けるのも後少し・・・


